娘の習うミュージカルの習い事。これが中学受験・特に国語の勉強に好影響を与えているのではないか・・と確信しています。ドラマ教育という言葉を聞いたことのない人の方が多いと思いますが、今後に注目です。
我が家の長女も小4となり、昨年2月から中学受験のための塾通いが始まっています。
1年経ってみて、得意不得意が明確になってきました。
長女は、THE女子。算数が苦手、国語が得意。
これから算数には手こずるだろうなぁというのが明らかなので、4年生・5年生は焦らず基礎固めと自信をつけることに専念したいと思います。
一方、国語は、自分でも特に何もしていないつもりでも、そこそこ点数がとれるよう。
1つでも得意科目があると、中学受験勉強へのモチベーションが保てるので、よかったなと一安心しています。
その、長女の国語好きに関して、女の子だからというのはありつつ、習い事や家庭学習の中で2つ貢献していることがあると思っています。
❶ぶんぶんドリム
斉藤孝先生監修・小学生向けの作文通信教育講座。小1-2で文句を言いながらやっていました。
❷ミュージカルの習い事
3年間弱続けています。少人数で年に2幕ほど作品作りをして発表会をしています。
ミュージカルの習い事の中で、役を演じるにあたり、シーンの理解・役の発言や行動の背景にある気持ちや設定の理解など、徹底的に考えさせられ先生とディスカッションさせられます。
まさに、物語文の理解工程そのもの!
ミュージカルをはじめとした演劇は、近年学力へのポジティブな貢献があると広まってきており、「ドラマ教育(Drama Education)」として、欧米中心に注目が集まっています。
ドラマ教育(Drama Education)は、教育プロセスに演劇やドラマティックな手法を取り入れることで、コミュニケーション能力、創造性、批判的思考力、共感力などを育成するアプローチ。
日本においても、21世紀型教育・STEM教育の流れで、徐々に認知がされるようになってきており、今後注目が高まることが考えられます。
(そういえば、先日中学受験塾が発行する月刊誌に掲載されていました)
私は、この「ドラマ教育」推し!日本でどのように進捗しているか調べてみたのでまとめておきます。
参考になれば。
ドラマ教育|日本における進捗状況
- 一部の学校で、授業の一部として取り入れているところがあるようです。
子どもたちがコミュニケーション能力や創造性を高め、他者と協力する力を学ぶ機会をつくっています。 - 中高の英語の授業と組み合わせて、ドラマ教育を取り入れる学校も増えてきているようです。
演劇を通じて自然な形で英語を学び使うことで、英語の習得が促進されるとのこと。 - 教員が、授業にドラマ教育を取り入れるための研修やワークショップが開催されています。
- 学校だけでなく、地域のコミュニティセンターや文化センターでも、子どもたち向けのワークショップ開催がみられます。学校外の学習機会もあるようです。
- デジタルの進化で、オンライン教育ツールやデジタルメディアを活用して、ドラマ教育を行う取り組みもみられています。
多くの教育現場でドラマ教育の価値が認められつつありますので、日本ではこれからトレンドがくるかもしれません。
学力だけに限らず、生きる力として子どもたち成長を後押しする教育機会になると思います。
ドラマ教育の今後に注目しています。
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