子育てと仕事の両立~「三歳児神話」にしばられていませんか?

3人育て

子育てと仕事の両立に悩まないママはほとんどいないと思います。悩んであたりまえ。3歳児神話も日本では間違って解釈されていることが多く、自分なりに知識を身に着け、信念をもって臨みたいところです。個人的な見解ですが、日本のワーママが辛くなりがちな理由をまとめました。

子育てと仕事の両立。
それは、一生答えの出ない問い。
日々悩み、葛藤し、自分を納得させながら頑張っているワーママの方がほとんどではないでしょうか。

日本でこんなにママが辛くなってしまう大きな理由。個人的な見解ですが、3つあると思っています。

❷高度経済成長期に強く根付いた「母=専業主婦という性別的役割分業」価値観の縛り
上記の三歳児神話と結びついて、日本の高度成長期に「専業主婦」という性別的役割が浸透しました。これは当時の時代背景では必要な政策だったようです。
ですが、この価値観の下に生まれ育った今の親世代は、自分が育った環境と比較して、子どもが小さいときに母親が家にいないことに、強く罪悪感を感じるとのこと。
(私は自分の母親がワーキングマザーだったので、子どもとしては”自由最高!”だったし、忙しい中奮闘する母親を見て”自分も大人になったら頑張りたい!”と思っていた記憶があり、ここの呪縛は薄いと思います。ですが、周りの友人の話を聞いていると、「女性とは」「母とは」「妻とは」に縛られて苦悩している女性は本当に多い。)
また、育児の責任者として男性側が出てこない、妊娠出産育児の主語がすべて女性である「母」になってしまうのもいまだに強く残っており、違和感が強いです。
女性も男性も、みんな無意識に縛られています。
特に、自分の育ってきた環境を疑うことは普通しないので、自分で自分を縛ってしまいがちになります。要注意です。
❸日本人の自己肯定感の低さ、横並び意識・同調圧力の強さ
日本人は、海外と違って”自己肯定感”が低いといわれています。
「自分は存在しているだけで価値がある」と思えるかどうか、という点です。
あくまで個人の分析ですが、日本人によくあるのが
「自己肯定感が低い」→「自分のありのままに自信が持てない」→「周囲と同じでないと不安」→「周囲が自分と違うことをすると気になる・批判したくなる」
という構図。
不安や嫉妬など、根っこは同じところなのではないでしょうか。

人は1人ずつ異なって当たりまえ。妊娠出産育児だって、十人十色で違って当たりまえ。
「みんな違って、どうでもいい」
こう思えると、今目の前にある我が子・我が家のことを、純粋に愛おしめるのではないかと思うところです。

私は、比較的他人と違うことをすることに抵抗がないところがあり、大多数の人にとっての参考にはならないかもしれません。
自分の母親が、ワーキングマザーだったからでしょうか。。
ですが、やはり「みんなと同じ安心」もあるなという実感も持っています。
育児に関してブログやSNSで声が広くあげられるようになり、こんなに頑張ってる・こんなにつらいのは自分だけじゃないんだと、やはり救われる部分は大きかったです。

結論として、他人がどう過ごしているのか気になるのは仕方ないので、それ以上の気持ちで、目の前の我が子のことをありのままにみてあげられるといいなと思っています。

【私の信条】
短い時間で十分。その時に向き合う。
☆赤ちゃんのことは話しかける→話せるようになってからは話をきく

子どもの前でスマホは触らない的な厳しいルールは無理なので、、
私がやってきたことはこんな感じです。

  • 寝る前の時間だけでいいので、絵本を1冊読む。
  • ご飯の時に、子どもに発表時間を作って話させる。
  • 保育園や学校から持ち帰った絵や写真などを壁に貼りまくる。(見た目はムシ!)
  • 寝る前にハグだけ。

ほんとにできることだけ。
それでいいじゃないですか。


みんな違って、みんな素敵な人生を送りたいものですね。
子供の成長とともに一緒にいる時間は減っていくけれど、子どもと向き合うときは濃度を大事にいきたいものです。

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