転職をするんだって言うと、みんな同じ反応。
「え、なんで!?今更?」
会社の年上の人たちの中には、
「(40代3人子持ち→退職→働き続けることあきらめて)専業主婦になるんだ、今までお疲れ様」と声をかけてくれた人も。
がっくりくるけど、確かに私も少し前までは、そう思っていたなと。
私が転職を考え始めた理由は、
◆長男が中学、第3子次男が小学校にあがったタイミングで急に視界が開け、実はすごく自由な身であることに気づいた。
◆一方で、年齢的に人生の折返し地点が見えてきて、、今いる場でこの先仕事をどうしたいのか具体的イメージを持てないもやもやを、スッキリさせたかった。
つまり、転職して、
子どもに負けないくらいいつもチャレンジしてる大人でいたい!
と強く思ってしまったんです。
前職の会社が嫌いになったわけではないですが、ここでは成行きの人生になるなと。
自分の中のもやもやを意識し始めてから、最初は、リスキリングや副業という選択肢で解決するかなと思って、情報収集したり、オンライン受講してみたりしました。
でも外の世界を触れれば触れるほど、今の環境が必要以上に「頑張らなくていい」「変わらなくていい」空気の中に入っていっていたと気づきました。
いわゆる”マミートラック”。
でも、マミートラックから抜け出すのって、同じ環境だとけっこう難しい。
自分の意識も、周囲からの認識も固定化している。
さらに、会社が50代・60代男性がマジョリティで意思決定権を持っている場合、フルタイムでバリバリやりますといった瞬間に、その人たちと同じ働き方・忠誠を求められる。。
それは自分の望む世界じゃないし、そういうマジョリティ層を覆すパワーも時間ももったいないし。
確かに、自分が時短で働いていた期間は会社にとって制約社員だったと思う。
でも、自分としてはやるべきことをやってきた自負があるし、大変な乳幼児の子育て期を乗り切った誇りみたいなものもある。
自分の頑張りや誇りを無意識だとしても否定されるような環境にいなくていいのでは。
自分たちと同じ働き方ができない=評価されない環境っておかしくない?
本音としては、この辺りの前職の会社への諦めが、最終的なスイッチでした。
ただ。
男性の先輩方もただ自分が今まで過ごしてきた価値観を変えることなく主張しているだけであって、自分も自己主張しているだけであって、誰も悪くない。悪いのは自分が望まない環境にいること。
そう、40代前半の元気に動けるうちに動いちゃえ!自分の時間がもったいない!
というのが転職のモチベーション。
そこまで気持ちが固まってからは転職先が決まるまで早かった。
大企業のように細分化・仕組化された仕事をするのではなく、これから成長する市場や会社で幅広い仕事をしたい。その経験と今までの経験を財産に、3年後にはもっと自由に仕事を選べるようになりたい。
その思いが明確だったので、転職エージェントの登録は「ママテラス」一本のみ。
キャリア女性のための時短転職サイト「ママテラス」
~時短勤務でコアメンバーとして働く
時間がかかっていいも納得のいく会社を選びたいと思っていたところ、ご縁があり今の会社とすぐコンタクトがとれて転職にいたりました。
ワーママ向けの転職サイトは複数ありますが(そんな時代になったなんて感無量)、やはり自分に合うところを選ぶことは必須だと思います。
詳しくは別の記事でまとめます。
世の中はほんとに動いていて。
自分が社会人になった20年前とはかなり変わっている。
ワーママでも転職できるし、スタートアップで働ける。
変化は怖くもあるけど、味方につけて楽しくやっていきたい。
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