マミートラック。正直、自分には関係ないと思っていました。
「マミートラック」とは、出産を終えて仕事に復帰したママが、出世コースから外れて昇進や昇給の道が遠のいたり、閉ざされてしまったりするキャリアコースを指す言葉です。
対義語が「ファストトラック」で出世コースのこと。
メリット:
(1)育児も仕事も両立できる
(2)職場の仲間にも負担をかけない
(3)自分への負担が減る
デメリット:
(1)責任のある仕事ができなくなる
(2)仕事にやりがいが持てなくなる
(3)給与が下がる
30代はほぼ全部子育て優先で働いてきました。
コロナで在宅勤務が普及するまでは時短で働いたし、夫の転勤に家族帯同でついていく期間退職していたりと、客観的にみたらそうなる運命なのですが。
自分では、全然わかっていませんでした。
子育て優先期間は、どうしても「自分がそこにいないと・決めないといけない仕事」を極力少なくするようにずっと務めてきました。
後輩がいる場合は「どんどん前にでて」と言って役割委譲していたし、上司には自分がいなくても仕事が滞らないように報連相したり役割をかぶらせたりしていました。
それがいいことだと思っていたし、今もそれは正しいと思っています。
でもその期間がどんどん長くなり、働く環境の中にフルで働いていた時の私を知っている人がいなくなってきてから、私は「働くママさん=配慮の対象」となっていたように思います。
確かに、子供3人いて仕事をたくさん振られても悲鳴を上げていたに違いないので、結果的には有難かったかもしれないですが。
女性活躍の取り組みをすると言いながら遅々として進まない会社だったし、ほかの会社もきっと似たようなものなんだろうな。。
悪いことしてるつもりないんだから、変わらないよね。。何を言われても変わる必要がないんだもんね。。
時短勤務の給与明細・賞与明細のがっくり感ときたら。。体験しないとあの破壊力はわからないだろうな。
世代交代を待つしかないのか。
でも、私はそんなの待てない!ので、転職しました。
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