ワーママ転職が難しくなる1つの理由が”家庭”。家庭に影響を与えてまで・・と考えがち。そこで、転職を決める家庭面のカギである、「家庭の共同運営者=夫」を味方につけ、応援してもらうためのポイントを整理していきます。
ワーママは、(シングルでない限り)夫・子どもがおり、家庭平和や家計などの家庭運営に影響を与えてまで転職は・・と考えがち。
「だったら自分が我慢すれば・・」と私も何度も考えました。
40代ともなると現実的に、子どもの教育・進学のお金も気になってくるし、自分の希望だけで現状を変えるのはハードルが高いことがあります。
40代で転職を決断するにあたり、家庭の共同運営者である夫の理解と応援をどう得るのか。
すべてではないかもしれませんが、私の経験・同僚の経験をもとに、いくつかのポイントを挙げてみます。
1. 素直なコミュニケーション
何よりも大切なことは、素直なコミュニケーションです。
なぜ転職を考えているのか、自分の気持ちや理由をはっきりと伝えることが重要です。
そして、その意志が固いこと、またそれが自分自身の成長や家庭のためにもなることを
説明する。
2. 転職の利点を共有する
転職がもたらす可能性やメリットを夫と共有することも大切です。
例えば、より良い仕事環境、キャリアアップの機会、仕事と家庭のバランス向上等が
挙げられます。これにより、夫も転職の価値を理解しやすくなります。
3. 予定を明確にする
転職は家庭生活に一時的な影響を及ぼすことが考えられます。
そこで、転職活動のスケジュールや新たな仕事が家庭に与える影響について
夫と事前に話し合うことが重要です。
4. 夫の意見を尊重する
夫も家庭の一員ですから、彼の意見や感情も尊重することが大切です。
恐れや不安があればそれに対して理解を示し、可能な限りのサポートを提供することで、
理解と協力を得やすくなります。
このように、素直に気持ちや考えていることを伝え、誠実なコミュニケーションを通じて夫の理解と協力を得ることが大事だと思います。
転職は大きな決断ですが、家族にも応援されて転職したいですよね。
ですが、どうしても夫が反対する場合もあると思います。
夫側が何を心配しているのか??

✓家庭の安定への不安
転職は経済的な安定を一時的に揺るがせる可能性があります。
新たな職場での立ち位置や収入が不確定であることから、家庭生活への影響を懸念する。
✓変化への恐れ
人間を変化を嫌い、安定を求める生き物です。
妻の転職は生活パターンや家族のルーティーンに影響を及ぼし、
それが夫にとって不安要素となることがあります。
✓サポート体制への疑問
ワーママの転職は、夫により多くの家庭・育児の責任を求める場合があります。
これにより、自身の仕事やライフスタイルにどのような影響が出るのかを心配します。
夫側も不安が大きくなる為、いつも以上のコミュニケーションが大事になってきます。
まずは夫の懸念・不安を理解し、できるだけ情報共有したり先の見通しを話し合うことが必要不可欠だと感じています。
私の具体例ですが、
- 30代を育児の方に軸足を置いて生活してきて、40代からは自分の人生に軸足を少し戻したい。動ける40代のうちに自由に動きたい。今の会社では叶えられない。
- 年収は●●円以上はキープする
- 働き方は出社・リモート・時短の選択肢等、現状と大きく変えない
といった、希望や条件を説明していました。
(もちろん、30代私が育児に軸足おいている間、あなたは仕事に打ち込めたでしょうという恨み節も交えながら・・w)
幸いにも、夫が共感をしてくれて、「自分は転職しないけど、気持ちはわかる」と背中を押してくれたのがありがたかったです。
何が正解かはわかりません。
お互い希望を通しながら、いい夫婦関係・家族として付き合っていけるといいなと思います。
ワーママ転職が、ワーママ自身と家庭、子どもの将来の選択のための一歩となることを願って!


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